柔道で世界王者になり、その後、格闘家になった小川直也が、体重を利した重戦車型の体型から、精悍で動ける格闘家に短期間で肉再改造に成功したのは、ファスティングだったようです。
著者は、この本(「博士の異常な健康」)を書く4年前の2001年に、断食を決行し、雑誌に発表しています。
以下がその要約です。
著者は、日常生活を送りながら3日間の断食を行いました。
断食中には、水と「ファスティング・ジュース」のみ摂取します。
この「ファスティング・ジュース」は、80種類の野草・野生果物を1年以上も自然発酵させて作った酵素の青汁のようなもので、味は甘みがあり、ちょっと濃い養命酒のようだとのことです。
ファスティング3日目に、タール状の粘り気が強く、臭気漂う便が、大量に出たとありますが、これが宿便なのかもしれません。
著者は、3日間のファスティングが終わって、59.5kgの体重が53.8kgまで落ち、約6kgのダウンでした。
体調は、驚くほどアップしたそうです。
以上。
私も3日間の断食をやりましたが、もともと便秘のせいか、便はまったく出ませんでした。
あるいは、ファスティング・ジュースを飲めば出たかもしれません。
著者は、4年前を振り返り、「ファスティングが病み付きになるのは、肉体的なリフレッシュと共に精神的な自己肯定の満足感、さらにその間、自分の内部から現れる前向きなメッセージの抽出ではないだろうか。」と述べています。
4年前の文中に出てくる「ファスティング・ジュース」(現在の商品名は「ファースト・プラン」)は、杏林予防医学研究所所長山田豊文先生が開発したものであり、格闘技雑誌「SRS・DX」にインタビュー記事が載っていて、それが引用されています。
そのインタビュー記事から、私が気になったところを抜粋します。
・アントニオ猪木が、松葉杖を使わなきゃいけないくらい腰や足が痛いが、引退試合に良いコンディションにするアドバイスがほしいと言われて、
「メガニュートリション」というビタミンやミネラルを高単位に摂取する方法を薦めたところ、わりと短期間で痛みを感じなくなった。
・私(山田豊文先生)の専門は「正常分子医学」というんですが、栄養と病気には密接な関係があるんです。病気の原因は、基本的に細菌やウィルスだけじゃなく、人間の生命システムが低下した結果、起こるんですよ!。で、生命システムが低下しないためのいくつかの条件が日本人の食生活から失われ、日本人は生命体として二流になっているんですよぉ!
・なんで韓国の人が強いかといったら、伝統的な食生活であるキムチを毎日食べているからです。キムチのような発酵食品を食べるということはすごく重要なことなんですよ!
日本人の場合は、納豆や味噌などです。
・日本人の脆弱になった理由がミネラル不足、特にマグネシウム。
マグネシウムは1日300mg必要です。
そのために「とうふパン」を開発した。
・マーガリンは食べられる形をしたプラスティック」であり、最悪。
・今の時代の食べ物は有害物質が一杯ですが、避けることは出来ない。
だから、解毒がすごく大事で、そのために「ファスティング」をやる必要がある。
・食べ過ぎて肥満が多いんじゃない。酵素が少ないから肥満になるんです。