アレルギー(allergy)という言葉由来はギリシア語のようで、「普通とは異なる、変化した反応能力」のことを意味します。
免疫とは、体に侵入した異物を排除して体を守るための病気に対するシステムですが、その免疫が、体を守るどころか、逆に不具合を生じさせるように働いてしまうことを、語源となる「アレルギー」がいいあらわしています。
また、アレルギーは、保護や防御を意味する用語「プロフイラキシス(prophylaxis)」、の反対ということで、「アナフイラキシス(anaphylaxis)」あるいは「アナフイラキシー」とも呼ばれます。
(アナフイラキシーという言葉は、特に即時型のⅠ型アレルギーを指します)。
ちなみに、気管支喘息や食物アレルギーなどのアレルギー性疾患は西暦紀元前、古代ギリシアの医学者ヒポクラテスの時代から知られていたようですが、アレルギーの具体的なしくみが明らかになったのは20世紀に入ってからのことで、しかも、アレルギーに関係する<IgE抗体>の存在が発見されたのは1966年と、ごく最近のことです。