細菌やウイルスをはじめとする自分以外の物質(異物)の多くは、一般的に皮膚や粘膜(目・鼻、胃や腸の粘膜など)を通って体内に侵入します。
このうち、皮膚の表面にはバリアーの働きをする角質の層によって生物の体は微生物の侵入から守られています。
一方の粘膜には、表面に角質はありません。(ただ、粘膜の細胞から分泌される粘液で覆われています)
そのため、皮膚にくらべて、微生物などの異物が侵入しやすくなっています。
それを防ぐために、異物を排除するための機構、すなわち「免疫システム」が備わっています。
たとえていえば、粘膜の免疫システムは体の内と外との間に設置された関所のようなものといえます。
ただ、異物の中でも特にアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が粘膜を通じて体内に侵入し(あるいは侵入しようとして)、その物質に対して免疫システムが過剰に反応を起こすと、アレルギー症状が現れます。