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アトピー性皮膚炎 2

アトピー性皮膚炎は、皮膚の角質層から侵入したアレルゲン(アレルギーの原因物質)が原因となるⅠ型アレルギーです。

アトピー性皮膚炎の人の肌は、表面の角質層が損われているために、かさかさと乾燥しています。

皮膚の角質層には異物の侵入を防ぐバリアーの働きがありますが、アトピー性皮膚炎の人はこの機能が低下していて、アレルゲンが侵入しやすくなっています。

アトピー性皮膚炎のアレルゲンは、皮膚に付着したブドウ球菌が出す毒素(スーパー抗原)や、食物の食べかす、ダニなどです。

Ⅰ型アレルギーですので、マスト細胞が放出したヒスタミンなどの化学伝達物質が炎症を起こします。

同じくマスト細胞が産生したサイトカインによって呼び寄せられた、好中球や好酸球といった白血球がヒスタミン以上に強力な作用を持つ物質を放出します。

これらによりアトピー性皮膚炎の特徴である激しいかゆみが引き起こされます。

また、かゆい所を爪で引っかく事により、角質層の細胞がより損なわれます。

もうひとつ、ブドウ球菌(自然界や人体に広く分布する細菌)が出す「スーパー抗原」という毒素によってT細胞が活性化することでも、アトピー性皮膚炎の症状が現れます。

アトピー素因をもたない人が、アトピー性皮膚炎になる場合は、このスーパー抗原の存在が関係しています。

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