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毛細血管とグローミュー その1

体内での血液は、 心臓(左) → 大動脈 → 動脈 → 細動脈 → 毛細血管 → 細静脈 →静脈 → 大静脈 → 心臓(右) → 肺動脈 → 肺 → 肺静脈 と循環しています。

毛細血管はこの循環器系において、動脈と静脈の境界部に位置し、毛細血管と組織の間で、酸素と炭酸ガスの交換が行われます。

平常はこのような血液循環が行われていますが、しかし緊急の際にはまた別の経路を通ることがあります。

動脈から毛細血管に入る手前にバイパス血管(グローミュー)があり(図)、動脈から静脈へ直接血液が流れるようになっています。

このグローミューの役割は、緊急の際における血液循環の調節をつかさどっているのです。

例えば、いきなり冷たい水の中へ入ったとすると、体表面にある毛細血管は急速に収縮して、そこを血液が流れないようにします。

これは、血液を通して体温が失われるのを防ぐためです。

そうすると、動脈血の行き場がなくなるわけですが、この時、バイパス血管であるグローミューが開いて、動脈血が通って直接静脈の中へ入って行きます。

このような血液循環の調節は体表面の皮膚や粘膜の中で、特に多く行われています。

これらのグローミューが正常であるならば、皮膚粘膜もまた健全な生理機能を保っています。

ところが、何らかの原因でこのグローミューが正常な機能を発揮できなくなると、末梢の血液循環(微小循環)に支障が出て、シモヤケが出来たりすることになるのです。

例えば胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、胃、十二指腸の粘膜内における微小循環の障害であり、また、脳出血や心筋梗塞などの成人病も、この微小循環の不健全が原因で発症してくるのです。

以上のことから、皮膚粘膜の健全化をはかるためにもこのグローミューが正常に働くことができるようにしておく必要があるのです。

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