人間のB細胞が作る抗体は、IgG、IgM、IgA、IgE、IgDの5種類です。
IgMは、感染初期に作られる抗体で、分子が大きく1つで約10個のウィルスを
やっつけることが出来ますが、寿命が約5日と短命です。
IgGは、1つで2個のウィルスしかやっつけることが出来ませんが、桁違いにた
くさん産生され、その上、寿命は23~28日と長期にわたって働き、病気を治
します。
胎盤を通過できます。
IgAは、母乳にたくさん含まれており、特に初乳(出産後数日間出るお乳)には
大量に含まれています。母乳で育った赤ちゃんは、このIgAに守られているため、
ミルクで育った赤ちゃんに比べて病気にかかりにくくなります。
鼻汁、唾液、涙、胃液、気道、消化管、生殖器などの粘膜分泌液に多く存在しま
す。
IgEは、アレルギーに関係します。
スギ花粉症の人が、スギ花粉を吸い込むと、IgEが作られ、くしゃみ、鼻水の元
になります。
IgDは、どういうものかあまりよくわかっていません。血液中にごく微量しか存
在しません。