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1日青汁1杯 その2

森さんは、甲田光雄先生に診てもらいながら、生菜食を続け、体調は良くなったり悪くなったりしながらだんだんと良くなっていきました。
不思議なことに、1日のカロリー摂取量が900カロリー、あるいは650カロリーでも体重が増えていき、ついには、現在の「1日青汁1杯」に辿りついたのです。摂取カロリーは1日50~60カロリーです。もう13年になるのです。本に掲載してある森さんの顔を見るとふっくらとしており、とても信じられません。まさに現代の仙人です。
この間に、森さんは縁あって、鍼灸師になり鍼灸院を開業しました。現代医学で不治の病と診断された病気が治ったのです。
恐るべき「甲田療法」です。

森さんを調べた理化学・微生物系統保存施設室長の辨野義巳先生によると、森さんの腸内細菌は、草食動物に近い細菌構成になっているそうです。たとえば、「クロストリジウム」という腸内細菌は植物の繊維を分解してタンパク質の材料であるアミノ酸を作りだしますが、通常0.1%が森さんは100倍近い9.8%もいたそうです。人間は、食物繊維を消化酵素を持たないため摂取しても消化できないとされています。森さんはたぶんこの食物繊維も消化吸収しているのでしょう、牛と同じということです。もちろん、最初から腸内細菌がこうだったわけではなく、断食と少食を続けているうちにこうなったのでしょう。
また、森さんと同じような腸内細菌は、パプアニューギニアの高地に住む原住民です。イモ類などほとんど植物性食品しか摂らないのに、体格が良くて元気なのです。

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