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「ガンをつくる心 治す心」 その1

「ガンをつくる心 治す心」(土橋重隆著:主婦と生活社)という大変面白い本を読みました。著者は外科医で、食道静脈瘤内視鏡的栓塞療法や腹腔鏡下胆嚢摘出術の先駆者。西洋医学に限界を感じ、代替療法を盛んに取り入れている帯津三敬病院に勤務し、現在は三多摩医療生協・国分寺診療所で外来診療を行っているそうです。
著者は、対症療法に終始している西洋医学に疑問を感じ、また現在一番の疾病であるガンの原因も究明できていないことも踏まえ、癌患者の心に迫ることを考え、問診を繰り返します。
その中で、患者の性格・生活とガンの出来る位置に相関関係があることに気が付きます。
まずは乳ガンの女性で、右側に出来る人と左側に出来る人に明らかな違いがあったのです。右の乳がんの人は、「ガンになる原因に心当たりがない」と答え、また、長年にわたって家庭内の問題で強いストレスを持っていました。とりわけ夫との関係のようです。これに対し、左側に乳ガンが出来る人は、ガンになった原因は、肉体的に無理をした時期を挙げました。心根が優しく、仕事の出来るタイプでした。
肺ガンにかかる人は、他のガン患者とは比較にならないほどの恐怖心を持っています。それが極端に健康に気遣います。生真面目な人が多く、謙虚で、健康に過敏といえるほど神経質な人です。
胃ガン患者には、仕事に頑張り過ぎや運動のし過ぎの人が多いそうです。真面目でしかも頑張った人です。(いい加減な人はガンになりにくいようです)
大腸ガンのひとは、部位によって異なります。S状結腸下部から直腸の間にガンが出来た人は、多額の借金やローンを抱え、返済に苦労していた人、会社経営や会社の資金担当などで資金繰りに追われていた人、多額の税金に頭を痛めていた人などです。一方、S状結腸虫部から上行結腸までにガンが出来た人は、心理的ストレスよりむしろ肉体的ストレスが関係しているようです。
大腸ガンの患者から「あっという間の人生でした」という言葉がよく聞かれたそうです。
(つづく)

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