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咳喘息が気管支喘息になるのは約30%

咳喘息は、慢性乾性咳嗽(がいそう=咳)の一つです。慢性乾性咳嗽にはほかに、上気道咳症候群、アトピー咳嗽などがあります。
病態は、好酸球性気道炎症に軽度の気道過敏性亢進が伴っていて、気管支拡張剤を吸入することにより症状が良くなることが特徴です。これにより、咳喘息の咳は、気管支の平滑筋のわずかな収縮が引き金になっていると考えられ、典型的喘息になってしまうことは理解できます。
Corraoらの報告により、咳喘息患者の30%が数年で典型的喘息になるとされています。
咳喘息の診断根拠は、日本と欧米では異なっており、欧米では気道過敏性亢進を伴う慢性の咳が診断の決め手ですが、日本では気管支拡張剤が効く慢性の咳が咳喘息の決め手になっています。

藤村らによると、長期吸入ステロイド療法を行っていない、気道過敏性亢進および末梢血好酸球増加の三つがある咳喘息患者は、喘息になるリスクが高いと報告しています。つまり、長期吸入ステロイド療法をやっている咳喘息患者は、喘息になる確率は低いが、気道過敏性亢進が高い患者では喘息を発症しています。

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