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咳喘息のガイドライン

咳喘息は喘息ではありませんが、喘息の前の段階と考えられています。診断はやや難しくガイドラインが発表されています。

咳喘息の診断基準
1.喘鳴(ゼーゼー)を伴わない咳嗽(がいせん=咳)が8週間以上続く。聴診でもWheze(呼吸音で笛声音)がない。
2.喘鳴、呼吸困難などの喘息の既往歴がない。
3.8週間以内に上気道炎にかかっていない。
4.気道過敏性が亢進している。
5.気管支拡張薬が効く。
6.咳感受性は亢進していない。(咳をしやすい状態ではない)
7.胸のレントゲン写真で異常がない。

○咳喘息の簡易診断基準
1.喘鳴を伴わない咳が8週間以上続き、聴診でもWheze(呼吸音で笛声音)がない。
2.気管支拡張薬が効く。

今後、患者が増えることが予想されています。
これに伴い、高齢者の咳について注意が向けられています。
高齢者の咳は、咳のメカニズムが正常に働く人や、低下している人など個人差があり、そのうえ、他の病気の薬を飲んで咳の反射が低下していることもあります。
咳反射が低下する病気としては、脳血管障害、パーキンソン症候群、認知症、薬(ドーパミン阻害作用を有する睡眠薬、向精神薬)などがあり、咳喘息の診断を難しくしているとともに、誤嚥性肺炎を引き起こす原因となっています。

東京アレルギー・喘息研究所の佐野氏による「問診による咳喘息の見分け方」があります。
・夜半から明け方にかけて咳・痰・呼吸困難などがある。
・他人のタバコの煙はどちらかというと嫌い、または気になる。
・電話や長話をすると咳が出たり、喉が渇いたりする。
・寒暖の差や電車などの人混みで咳が出やすい。
・他人の香水やケミカルの強い匂いはどちらかというと嫌い、または気になる。
これら5つのうち、3つ以上あてはまれば高率で咳喘息です。
「Q&Aでわかる アレルギー疾患 2008 Vol.4/No.3 より引用改変」

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