Top >  アレルギー 薬

アレルギー 薬

ストレスと副腎皮質の機能

体内の副腎皮質ホルモンの量は、脳の下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモンによってコントロールされています。

また、ストレスも副腎皮質の機能に影響を与えています。

体にストレスが加わると、脳の視床下部から「副腎皮質刺激ホルモンを放出しろ」という指令が出て、下垂体から副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、体を守ろうとします。

このストレスが軽いもので、しかも一時的なものであるならば、大きな問題にはなりません。

しかし、アトピー性皮膚炎の激しいかゆみや、気管支喘息の発作などの強いストレスが続くと、今度は逆に副腎皮質の機能が低下していきます。

副腎皮質機能が低下すれば、副腎皮質ホルモンの分泌量も低下します。

つまり、ストレスによってホルモンのバランスが崩れてしまうわけです。

副腎皮質機能の低させるのは、ステロイド薬だけではないのです。

抗ヒスタミン薬

抗アレルギー薬は、「抗ヒスタミン作用」の有無によって大きく2種類に分類されます。

予防薬的に使う場合には抗ヒスタミン作用がないものを、即効性が必要な場合には抗ヒスタミン作用があるものを使います。

「抗ヒスタミン薬」とは、ヒスタミンの働きを抑制する作用をもった薬です。

細胞のレセプターにフタをして、ヒスタミンが細胞のレセプターと結合するのをじゃまをします(ヒスタミンの生成や放出には影響しない)。

ヒスタミン薬は、「血管の透過性の亢進を抑制して炎症を抑える」、「平滑筋の収縮を抑制する」といった効果を発揮します。

一方、抗ヒスタミン薬には服用後に眠くなるなどの副作用があります。

かぜ薬を飲むと眠くなるのも、薬に含まれる抗ヒスタミン薬の働きによるものです。


注:

抗アレルギー薬とは、アレルギー症状を起こす科学物質が細胞から放出されるのを抑える薬です。

抗アレルギー薬

アレルギーになってしまったら、治療で、アレルギーになる前に戻すのは難しいことのようです。

しかし、「抗アレルギー薬」と呼ばれる薬を使うことで、アレルギーの症状を軽くすることは出来ます。

「抗アレルギー薬」とは、アレルギー反応に関係するヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質が作られないようにしたり、その働きをジャマしたりする薬です。
                    
たとえば、活性化したマスト細胞は、平滑筋収縮作用を持つトロンボキサンA2という化学伝達物質が産生しますが、この物質はある酵素の働きによって、細胞に含まれるアラキドン酸という脂肪酸から合成されます。

「抗アレルギー薬」は、この酵素の働きをジャマして、トロンボキサンA2の産生を抑えてアレルギー症状を軽くします。

また、細胞のレセプターにフタをして、ヒスタミンが細胞のレセプターと結合するのをジャマをします(ヒスタミンの生成や放出には影響しない)。

気管支拡張剤

気管支喘息の治療では、抗アレルギー薬や吸入ステロイドとともに、「気管支拡張剤」という薬が使われます。

気管支喘息ではヒスタミンなどの働きによって平滑筋が収縮して、気管が細くなって呼吸が苦しくなります。

この収縮した気管を拡げて、呼吸を楽にする薬が気管支拡張剤です。

気管支拡張剤には、吸入するタイプと、飲むタイプとがあります。

発作時には吸入するタイプを使います。


副腎髄質から分泌されるホルモンの一つ、「アドレナリン」は、平滑筋に存在するレセプター(「β2受容体」)に結合して、気管支を拡げます。

気管支拡張剤はアドレナリンをまねてβ2受容体を刺激して、気管支を拡げます。

私が使っている気管支拡張剤は「セレベント」です。成分は、「サルメテロール キシナホ酸塩」です。

なお、補足説明として、平滑筋が収縮して気管が細くなるのには、それなりの意味があります。
気管が細くなった状態で咳をする方が、より空気の内圧が高まって異物を排出しやすくなるからです。

アレルギー 薬一覧

ストレスと副腎皮質の機能

体内の副腎皮質ホルモンの量は、脳の下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモンによっ...

ストレスと副腎皮質の機能の続きを読む>

抗ヒスタミン薬

抗アレルギー薬は、「抗ヒスタミン作用」の有無によって大きく2種類に分類されます。...

抗ヒスタミン薬の続きを読む>

抗アレルギー薬

アレルギーになってしまったら、治療で、アレルギーになる前に戻すのは難しいことのよ...

抗アレルギー薬の続きを読む>

気管支拡張剤

気管支喘息の治療では、抗アレルギー薬や吸入ステロイドとともに、「気管支拡張剤」と...

気管支拡張剤の続きを読む>

ステロイド剤の副作用

ステロイド剤が持っている炎症を抑える効果は、非常に強力です。 しかし、その一方で...

ステロイド剤の副作用の続きを読む>

ステロイド剤

アレルギーの治療では、炎症抑制作用を持った薬として一般によく知られている「ステロ...

ステロイド剤の続きを読む>

< 前のカテゴリ「アレルギー 病気」へ  |  トップページ  |  次のカテゴリ「アレルギーという病気」へ >